鬼ごっこ禁止令、だそうだ。
アメリカは進んでいるような、自由の国。
危機管理が行き届いているといえばそうかもしれない、もし、鬼ごっこで怪我をしたり死んだりする子供を一人でも減らしたいならこうするのが一番手っ取り早い。
だが本当に取り締まるとなるとそうは行かないだろうから、禁酒法と同じで本音と建前があるのだろう。
リアルに禁止したとしてもそれはそれで面白いが。
危険を無くそうとすれば手間がかかる。
安全はタダではない。
池にフェンスを張ったり、指差し確認をしたり、飲酒運転を取り締まったり。
そんなことに金が使えるというのは、恵ぐまれているという証拠でもある。
安全対策と称して金を使たり、人を雇ったりするのは公共事業的な意味合いもある。
そろそろ、そういう見方で物事を考える必要があるかも知れない。
安全は商売になる。
しかも、
とかく子供には金をかけるのが親というものだ。
登下校、子供達を安全に送り届けする警備会社というのもこの先ありそうだ。
保険さえかかればすぐにでも成り立ちそうだ。
かといって、それで100%安全とは限らない、が、やらないよりは良い。
安全には金がかかる、そして安心にはもっと金がかかるのだろう。