■PRIDE無差別級グランプリ開幕戦 雑感

やはりプライドは面白い。

重量級で主役を張る出場選手たちのピークはあらかた過ぎてしまったようだが、
それでもレベルの高い攻防は見ていて楽しい。

プライドの良いところは、例えメインの選手達でもピークを過ぎれば容赦なく切り捨てていくその冷酷な性格にあると思う。
K−1がその点過去の栄光に縛られ、古参、日本人選手を優遇しすぎ多くの新人選手達を流出させてしまったのに比べると対照的だ。

引き際を綺麗に用意してくれるのもプライドのいいところだ。
しかし、あの秋の決戦以来、ミルコは随分と老け込んでしまったなあ、まだやれる能力はあるのだろうが覇気が全く無い、そろそろ引き際かもしれない。