■愚痴愚痴と男らしく。

ここで一つ、まともな話をしようかしまいか悩んじゃうな。
はい、まともじゃありません、どーもどーも。


まあいいや、私の仕事がなんであるかというのは、うーん、つまらないので細かいところは割愛します。社会保険とか労務とか給与とか労働時間とか労働基準監督署とか社会保険事務所とかそういうなんやかんやですね。


ま、つまらない話は置いておいてとにかく本題に入ろう、ここを見ている奇特な方で4月に給料が変わった方がいらっしゃるであろうか?もし、それが昇給であったなら「おめでとうございます」といわねばならんなあ。
そして当然、給与が変われば社会保険料も変わる、ということで毎年恒例の算定基礎届けを社会保険事務所に提出する作業が7月に待っている。
具体的には支給される給与額が定められている等級枠を超えて上昇もしくは下降すれば、社会保険料の等級が変わり、収めるべき月々の健康保険料や国民年金なんかの額が変わるのだが。その給与の変動を報告する為に4月5月6月に支給された給与の総額を7月に社会保険事務所に報告しなければならない。
基本的に社会保険料というのは4月5月6月の給与の平均額で割り出され、一年間の社会保険料が決定されるようになっているのである。


と、ここで私がいつも気になっているのが社宅における現物給与である。現物給与というのは例えば社宅に入居していてその家賃を会社が負担している場合や食費を負担している場合など、貨幣によらない給与のことをいうのであるが。(もちろん現物給与も算定給与に入るので計算しなければならない。)


ここで私が愚痴りたいのは社員に住まわせる社宅の現物給与の額の算定方法なのである。これは社宅の地価から給与額を算定するのであるが、何故か畳の大きさで割るという不可解な計算方法をとるのだ。


何故に畳なのだ?


私は労働基準監督署長に問いたい、いまどき和室の住居などほとんどないだろう?何故に畳なのだ?メートルで割ってからさらに畳の大きさ分をかけるというわけのわからない計算方法をとる意味がどこにあるのか?単に手間が増すだけではないか。


そもそも、畳の大きさというのはいろいろな種類があるのだが、社会保険庁が定める畳の大きさという設定は畳の何畳分かで算定するために無理やり作り出したとても奇怪な設定であると思う。


いい加減、算定基礎もオンラインで行なえるようになっているのだから、畳などという算定方法は改めてはどうか?