いつまでもあると思うな2ちゃんとブログ。



今日はつらつらとオーマイニュースを眺めていた、
妄想だが。


一般的な、廃人で無い、いや、ネット初心者、というか日本ではグーグルよりヤフーが強いという現状も押さえて、オーマイニュースと2ちゃんを比べると、やっぱりオーマイニュースに軍配が上がるように思う。


オーマイニュースには今のところ一概にテレビと同じ主張が載っている、基本は現実でネットそのものを、怖いとか、胡散臭いとか、そういうふうにマイナスに感じている大多数のみんなが見ているメディアと同じである。(時代遅れの方々とも言うかもしれない。)
反米で、反権力で、反軍国主義でして、まあバリバリの左翼とまでは言わないが。
朝日新聞毎日新聞の購読者でも安心できる、メジャーなネットメディアとして位置づけようとしてるという意志を感じる。
恐らく散発的な炎上は起こるだろうが、朝日新聞があれだけ購読されているのだから、ネットにそういう客層があるはずだという目論見ではないか。
そしてそれはある程度成功するんじゃないかとも思う。ある一定の段階から既存のメディアに取り上げられればいいのだ、客は容易に流れる、テレビや新聞では朝日や毎日を、ネットではヤフーとオーマイを、という流れの形勢は既存のメディアを使えばそう難しいことでは無い様に思う。そしてそのためのネタとタイミングをうかがっているのか?
計算のうちなのか。それは解らないが、オーマイはある程度計画的にやっていそうな気もする。


対抗するのはブログか?
オーマイニュース側の見解、ブログはエリートのやるもの。という発言からもわかるようにブログは一部しか見られない、大体においてこの地もそうだが基本的に人が来ない。日本に400万もあるといわれるブログだが、名前が挙がるのはいつものあのブログかこのブログか、といった具合である。
何の傷も無い一般人がブログを長期運営するというのは非常に難しい。まして文才が無いならなおさらである。
また、基本的に客が読まなければブログというのはあまり役に立たない、少なくとも信頼できるブログ管理人になるには相当の時間か熱意か才能が必要であるように思う。
だから、手軽に新聞の一面にというオーマイニュースのやり方は田吾作向けである。
そして、そういう範疇にモーレツ怒りの相談室とか、ちょっと聴いてよ思いっきり生電話などのシミン投稿型メディアとして、というビジョンがあるのだろう。
これは結構怖い、「採血の針がなかなか入らない」と鳥越氏が具体例を挙げていたが、こういう記事がじゃんじゃん挙げあられたらうかつに採血の練習も出来ないだろう。
(私は静脈が非常に細く、見難いらしく、医大で採血の練習台にさせられた経験が何回かある。こういうのは経験だと思うのだが。)
だれかがオーマイは内部告発しか出来ないと書いていたが、それはそれで既存のメディアと一緒くたになるとしたら怖い話である。
私たちはまだネットとメディアの具体的な共犯関係を体験していない。
要するに、既存メディアのデコイになってしまうわけだ、リスクヘッジとして何かに利用されて、何かあれば鳥越氏が身を張る構図である。2ちゃんと同じだ。
だが、結局2ちゃんネラーにネットで消費されるか、一般人に現実に消費されるかという違いである。これはちょっと怖い気がしないでもない。


で、対抗するのが2ちゃんなのか?
恐らく現段階ではそうだろう、無駄に記事の検証とかする暇な、もとい才気あふれる奴がいるだろうし、敵意とやる気満々だし。だが、いつまでも2ちゃんが存在している保障があるだろうか?
無いように思う。
潰すタイミングがあればそれっぽい理由をつけて潰せるだろう。
そして、2ちゃんが潰されたとして、第2の2ちゃんが現れるだろうか?恐らくそれは難しい、どこかの資本が入れば別だろうが。そういうものが入った時点で終わりでもある。
2ちゃんが脅威なのははなっから商売気が無いところである。


今まで2ちゃんが潰れなかったのは、オーマイニュースがなかったから、これからは健全なオーマイが、という理屈は言葉尻では成り立つ。
やっていることは似たようなもの、ある意味両者とも内部監査機関である。
反権力、反国家が大好きな連中の後押しがあれば容易かなとも思う。


では、オーマイのバックとはなんなのか?
ごにょ。ごにょ、韓国のオーマイが政治的な力を持つようになって、一体誰が得をしてなにがどうなったか。コメとか、麺とか。
陰謀論は楽しいなあ。ええ、まだ青年だからなんでもアリです。
ま、今日は、というか今日も、妄想だしね、本気にする馬鹿はいないと思いますが。