この前のちょっと続き。



ではでは、前回のちょっとだけ続き。


何の話だっけか。
オタクってなんだ?とか。ええ、そういう話をしていたような蛇足に流れたような。
非モテとかそんなことも書いたような、記憶は定かではない。あはは。


まあいい、世の中は資本主義で、金を集める奴が偉い、とかそういう話だったわけだ。
別段、新鮮な意見じゃない。ありきたりな話。


で、オタクってのはなんなのか、と、唐突に突然に。
世の中には、オタクニは違いないのだがオタクから一歩足を踏み出した人も多い。
例えば、プラモデルを創るのが好きで好きで、プロのモデル職人になったとか、山が好きで好きで登山家になったとか、ミリタリーマニアが昂じて自衛隊に入っちゃったとか。
そういう人は普通オタクとは呼ばない、何故だかわからないが、制服を着た自衛隊員をミリオタとは呼ばないし、電車の運転士を電車オタクと呼ぶことも無い、同人誌とかかいている方もデビューすれば漫画家、デザイナーと呼ばれて、それなりに認められそうそう見下されたりはしない。
立派な大人だ。


じゃ、オタクってなんなんだ、何で馬鹿にされるんだ。というと、知識がどうとか、二次元がどうとか、教養がどうとか、ヌルいとかそういう理由じゃなくて。
実は、ろくに金にならないことにしか真剣になれない人たちを指すのではいだろうか。
そういえば、前回はこの意見につなげようとして脱線して行ったのだったな。


まあいい。
オタクは金を産まないから馬鹿にされ、オタクは金にならないことに真剣になっているからガキだといわれるのである。オタクは消費するだけなのだ。
生産するオタクはもはやオタクでは無い。


本業が別にある場合、これはオタクである、本業に関係の無いことで真剣になってしまうのはオタク的兆候だ、さらに言えば本業がおろそかになれば尚良い。


さらに実態の経済の面でも同じようなことがいえる。
オタクは好きな物に大金をかけることがその生態としてよく知られている、常識的に考えて、現実世界で役に立たないものに金をかけてしまうというのは、人生長距離マラソンでは大きなハンディキャップである。
収入と収支の面で、娯楽として許容できる範囲で消費している限りだったらまあいいのだが。
オタクというのはそういうのを軽く飛び越えているように思える。


もちろん多大な消費に収入が追いついていればいいのだが、その収入でさえもし彼がオタクでなければもっと楽な資金運用が出来るはずなのだ。人生の役に立たない、つまりどう転んでも金にならないということだが。
よくお母さんに言われた、くだらない物に大金をかけてしまうという性分は客観的に見ても非常によろしく無い様に思う。


オタクの卒業とは、別にオタク世界で偉くなろうとすることではなく、自身の家計簿をかんがみて、常識的な範疇に出費や消費時間を抑えることが大切ではないか。


じゃ、恋愛は、どうか、
うーん、萌えはあれでしょ、私は彼女になりたい、でもなれない。
主客の転倒。男性器の生えた女の子。
男性は女性のオーガズムと出産の痛みは一生かかっても未来永劫感じることが出来ない、ってことでは?
キャズムってことで。


まあ今日も蛇足、何も考えていないから流れるのだ。