いじめについて追記。



いじめ問題がこの頃になっていきなり、急に、突如として深刻化したわけではないのに、
いじめというわさわさした問題っぽいものが問題提起としていくぶん胡散臭く人々の訴状に上がったところで、それって何か意味あるの?
って感じがしないでもない。(私自身も含めての話だ。)
お話としてはしやすいが、いじめられている人というのはいるらしい、じゃあそれが誰か?
というのも無い話だ。答えられるわけも無い。
じゃあ助けるのは誰か?
それも想像上の話だ。
いじめられている人はどうすればいいのか、対象者が誰かもわからないまま言うことがあるとすれば死も含めてなんだって選ぶことができて選ぶのは本人だということぐらいか。


対して、いじめというのは個々の問題と同時に社会問題としても機能しているから、じゃ、社会問題としてはどうなのよといえばそれなりの対策が取れるんじゃないかと思う。
例示的に言えば密告制度と具体的な制裁だろうか。


無視、悪口程度では立証が難しいだろうから、それぐらいは気合でなんとかしてもらうとして。
とかいうとややこしいことになるだろうが、そもそも、無視も悪口も無い学校生活というのが私にはちょっと想像しづらい。
学校は無視も悪口も無いそんなお花畑になる必要があるのだろうか?というかなれるのか?
うーむ、
私の経験則になってしまうが、特に女子学生の間には男子生徒には想像も出来ない想像を絶するおぞましい世界が日常的普遍的に広がっていたようにも思う。(よく愚痴を聞いたものだが。)
まあ、本人にはとてもつらいとは思うが、無視とか陰口、要するに仲間はずれをどうにかして止めることは詰まる所本人の行動によってしか出来ないことだろう。
私には方法がわからない、どうすればいいというテンプレ的な解決策はないように思う。
一つあるとすれば、何であれ学生なら時間が何とかしてくれる。


酷いいじめといえば、教師が関与したとか、現金巻き上げたり、殴ったり、マットで簀巻きにしたり、というようなことでそれは明らかに止めれるはずだし、とめなければならなかったし、そうできなかった責任は学校にあると思う。


そういういじめとか飛び越えちゃった問題は社会が何とかする必要があるが、全国に星の数ほどある学校で今起きている無視とか悪口、陰口。
これは本人の問題だろう。


学校はいじめという側面を普遍的に抱えている、そういう負の側面が無い学校というのはまた別の何かであって、今ある学校とは別の新しい場所、悪口も陰口も仲間はずれも無い子供の集団を造っていくという意味では確かに方策があるのだろうが、それはそれで別の問題を孕んでいそうな気がしないでもない。


ということで、今の学校でおきている仲間はずれは、自分の受け止め方を変えるとか、変身するとか、転校するとか、別の世界に仲間を作るとか、もう我慢してしまうとか。
そうやって本人が何とかして生きるすべを見つけるしかないと思うのだが。