亀田父の言い分は全面的に正しい。

さて、私もYOUTUBEで例の「やくみつるVS亀田親父」を見させてもらったが。
やっぱりあの番組は好きになれないということ。
どうにも、ああいう雰囲気にはついていけぬ。


問題の動画ね、


亀田親父の言い分は二つ、
亀田興毅は対戦相手の精神状態を揺さぶる為にああいった傍若無人な行動をしているのであって、全てはボクシングで勝つ為である。目的がある演技である、それ以上の意味はない。かくいう私は話をするためにこの番組に出ているわけであり戦いに来ているわけではない、もちろん私はあなたと戦いたくないし理由も意味もない、どうしてあなたは私を挑発するのか?あなたには何の目的があるのか?」
もう一つ、
「私達は努力してチャンピオンベルトを勝ち取った、どうしてそれが悪いことなのか、何者にも媚びないのは私達のスタイルである。親は模範的な社会的規範となるべきだというあなたの意見は聞くが、それを私達が実行するかどうかは私達が自由に決めていいはずだ、必要があればそうするし、必要がなければやらない。しかし、現在は自分達のスタイルを貫くべき時だしそうしているだけのことだ。」


随分まともであると思う、亀田父はまあ、ああいう人だから口も悪いが、それとこれとは別の話だ。


何度も言うが、亀田親子の礼儀問題とボクシングの八百長問題ををごっちゃにしてはいけない。


やくみつる氏も恐らく野心的にああいう演技をしたのだろうと思うし、自身も認めているが。
それって亀田興毅がやっていることと何も違わないのではないか?
目的が亀田父を怒らせて冷静さを失わせるのと、対戦相手を怒らせて冷静さを失わせることでやっていることはまったく同じだ。スターンドアローンなアレである。
奇妙だ、恐らくやくみつる氏がやったことのほうがヤバイ、画面上で素人をこき下ろすためだけに、という目的と手口は受け容れがたいのではないか?


そして、判定云々を亀田親子に言っても仕方が無いのである。
もし仮にだが、そういう事実があればそれは犯罪行為であって、確たる証拠が無い限り公に言うべきではない。
松本サリンとか知らないのだろうか?


次に、ボクシングという競技自体に対する物言いも亀田親子に言っても線の無い話である。
一選手とその父親に言うべきことではない。
こういうやり方はいかんとかどうとか亀田父が何かしらの権力を握っているのだろうか?実行する力があるのだろうか?
もし、あるんだったらそれは多分TBSであり、行き先が違う。


そして、ボクシングの試合内容が煮え切らないという批判は、そりゃあんたスポーツでんがな。
大人気ない、自分の望み通りの結果が出ないのがスポーツの宿命であり、勝者もいれば敗者もいる。
これって、今更に、言わなければ解らないことかなあ?
暗にもっと上手く観客を楽しませるように八百長しなさいと言ってるような気がするのだが。


さらに、今回のトークである程度はっきりしたが。
言論の自由とか、職業選択の自由とか、服装選択の自由とか、口調選択の自由とかそういう意識がないんだなあということ。
世の中の人間全員がしがないサラリーマンだとでも思っているのだろうか?
亀田父がいったこと私は芸人ではない、というのはしっかりとした答えだろう。


私もやく氏にならって偉そうに言わせて貰えば、
「TVのブラウン管に不倫だの、大学不登校だの、そういった犯罪ではないが社会的規範とはなり難い行動をした人物が未だに映っているのはどうかなと?
そういう馬鹿げた次元で言えばその程度のことだろうと思うのだが。